【一人 vimrc Advent Calendar 2017】vimrc をつくろう【1日目】

この記事は 一人 vimrc Advent Calendar 2017 1日目の記事になります。

一人 vimrc Advent Calendar 2017 とは

vimrc を整理しながら vimrc や Vim の Tips をだらだら書いていこうかなーというような Advent Calendar になります。
特にネタも決めてないのでその日 vimrc を見ながらてきとーに書いていこうかと思います。
ちなみに基本的には vimrc に関することを書いていこうと思っているので Vim の使い方みたいなのは書かない予定です。
なので記事の内容はある程度使えることが前提になると思います。

vimrc をつくろう

まずは Vim を使うにあたって vimrc をつくらないと始まらないだろう、ということで vimrc をつくりましょう。
Vim では起動時に vimrc ファイルが読み込まれ、この vimrc ファイルに設定を記述していくことで自分好みに拡張していきます。

では、その vimrc ファイルはどこに作ればいいのでしょうか…?
この vimrc ファイルを置く場所は OS ごとに異なっており :help vimrc を参照すると以下のように書かれています。

個人の初期化ファイルの配置場所:
        Unix            $HOME/.vimrc、$HOME/.vim/vimrc
        OS/2            $HOME/.vimrc、$HOME/vimfiles/vimrc、
                        $VIM/.vimrc (または _vimrc)
        MS-Windows      $HOME/_vimrc、$HOME/vimfiles/vimrc、
                        $VIM/_vimrc
        Amiga           s:.vimrc、home:.vimrc、home:vimfiles:vimrc、
                        $VIM/.vimrc

基本的には $HOME.vimrc または _vimrc というファイルを作れば問題なさそうですね。
また、:version を実行すると以下のように『どの vimrc を読み込むのか』という情報も出力されるのでそれを参照してみるのもよいと思います。

更に詳しい Vim の起動時の処理については :help startup を読んでみると流れがわかると思います。

読み込む vimrc ファイルのパスを設定する

読み込む vimrc ファイルのパスは $MYVIMRC という名前の環境変数で指定することもできます。
例えば、『github で vimrc ファイルを監理したいので全然別のところに保存したい』みたいな場合は $MYVIMRC にそのパスを設定する事でその vimrc ファイルを読み込むことができます。

vimrc を編集する

先ほど $MYVIMRC で vimrc のパスを指定できると書きましたが、この『$MYVIMRC が設定されていない場合』に Vim を起動すると『最初に見つかった vimrc のパス』が $MYVIMRC に設定されます。
なので

:edit $MYVIMRC

とすることで読み込んでいる vimrc ファイルを編集する事ができます。

vimrc を再読込する

さて、vimrc を編集したら設定を反映したいですよね。
その場合は :source % とすることで現在開いている vimrc ファイルを再読込します。
また、:source $MYVIMRC とすることで vimrc を開いていない状態でも $MYVIMRC のファイル(つまり現在の vimrc)を読み込むことができます。

まとめ

  • vimrc ファイルは Vim の起動時に読み込まれる
  • vimrc ファイルに設定を記述することで Vim を拡張していく
  • :edit $MYVIMRC で vimrc ファイルを編集することが出来る
  • :source $MYVIMRC で vimrc ファイルを再読み込みすることが出来る

ちなみに gvim の場合は gvimrc ファイルが別に読み込まれるので、gvim 固有の設定を行いたい場合はこちらに記述するとよいと思います。
と、言うような感じでだらだらと書いていきたいと思います。
なんか思ったよりも書いた気がするんだけどこれで25日間持つのだろうか…。